2017年11月10日

百花繚乱・女王杯

結構な功メンバーが顔を揃えた今年のエ女王杯。

とはいえ「意外に消せる人気馬の多い一番ではない
か」って思ってるんですよ、実際は。

まず1番人気濃厚なヴィブロス[12−c]。

昨年の秋華賞での快勝に加え今年のドバイターフ
での勝ちっぷりから高い評価を受けている感じ
ですが、そもそも秋華賞は前走・紫苑Sで道中に
不利を受け、脚を余しての2着→余力残しの参戦が
功を奏した結果。

ドバイターフの勝ちも確かにスゴいですが、勝ち方
が同じジェンティルドンナのシーマクラシックと
似ている点が気になります。

ポイントとしてはズバリ「勝負服」。

レース映像を見ると他の騎手の勝負服がバサバサと
はためく中、ヴィブロスの勝負服はピタッとした
まま。ドバイは夜のレースという事も相まって
非常に強い風が吹いています。

つまり最後の勝負所で進路を切り替えて差し切る、
なんてのは風の抵抗を考えると他の騎手には
できないのです。

それができるのは「ディープ産駒特有の瞬発力」と
「風の抵抗を受けない勝負服」の賜物。

負かした相手がその後活躍する事でヴィブロスの
最強幻想が高まるのはわからないでもありませんが
過剰な評価なのは間違いありません。

それに加え今度は8枠16番とロスの多そうな枠順。
姉にヴイルシーナ、近親にシングスピールやダノン
シャンティらのいる良血馬ですが、彼らとて世代
トップの評価を受けていたワケではなく一線級が
揃う大一番では勝ち切れるタイプではなかったのが
実情。

そう考えると馬券的には良くて2着、展開次第では
3着以下も十分にあるワケで軸に据えるのは不安。


...ちょっと長くなったので、次はスマートレイアー
[4−m]についてです。

この馬はわかり易い「トライアル・ホース」で、
GIではチョイ足りないタイプ。っというか馬券圏内
に入ったことのない現状を考えればヴィブロス同様
にヒモ扱いが妥当かと。


若さが魅力のディアドラ・リスグラシューら3歳勢
の場合、重馬場の前走を頑張りすぎた反動が心配。

2004年、不良馬場のJCで1・2着馬が次走の
有馬でかかりまくって共に惨敗。2012年の皐月賞
1・2着馬も不良馬場激走の反動から次走の
ダービーで着外に敗れています。

個人的には「重馬場=走りにくいうえ馬力が要る」
レースなワケで、そこを激走した馬は次走で力んで
しまうのだと考えています。

と、なると今回は折り合いをつけるだけで精一杯で
勝負圏内へ喰い込むのは難しいと見ています。


ミッキークイーン[2−s]はアルアイン[2−s]と
同じナンバリングで、本質的に中山・阪神のような
急坂コースに向いたタイプと推測。

初秋に「体調面が整わず秋は白紙」と言っていた
池江師のコメントからも既にピークは過ぎていると
見て評価は無印に。

ルージュバック[16−d]は名手ムーアを配しての
参戦となりますが、外々を回らされそうな枠順
なのが悩みどころ。

前走は上手くインを取る事ができましたが、
不器用なスタミナ型の配合から得意なのは
「馬なりの競馬」。

ムーア騎手で人気になり他馬のマークがキツく
なる今回は楽な競馬はさせてもらえないかな、と。


...で、それらを総合すると穴馬が喰い込む余地は
十分あるのではないかと思えます。

ウキヨノカゼ[3−d]はメイショウベルーガ・
シングウィズジョイらの遠縁にあたる血統で、
京都外回りで一変があっても驚けません。

乗りなれた横山典騎手が得意のイン潜り込みを
仕掛けてくるようならアッと言わせる場面も
あり得ます。

一方、前走・府中牝馬S勝ちがフロック視
されるようならクロコスミアも怖い存在。

母系はGI・6勝のファンタスティックライト
(JC・3着)の遠縁にあたるSister Sarah系。
スタミナに優れ晩成傾向の強い血統なので、
もう一丁があっても不思議ではないはずです。

京都外回りのGIでノーマークの逃げ馬が
波乱を起こすのは度々ありますしね。


....と、まぁこんなトコロでしょうか。
軸は競馬王チャンネルでも言った
クイーンズリングにする予定なので、
あとは天候・馬場をよく見極めたい
と思います。

posted by Rumbling Rose at 17:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月30日

凱旋門賞

何か月ぶりの更新かわからなくなりましたが...凱旋門賞の展望ってことで
久々にアップさせていただきやす(-_-;)。

さて注目されていたライアン・ムーア騎手は3歳牝馬のWinter[15−a]に騎乗するとの事。

血統的に言えば2014年の日本ダービーで3着だったマイネルフロストの近親にあたります。
同じナンバリングには2008年のダービー2着馬スマイルジャックがいるのですが、とにかく
活躍馬の少ない系統。昔は障害レースの活躍馬が多かったらしいですケド。

昨年の勝ち馬Found[1−m]はマカヒキと同じナンバリングとして大一番向けの底力に
注目していましたが...さすがに今年は勝ち切るのは難しいのでは、と考えてしまいます。

ただ、今年はEnable[4−m]が断然との下馬評から着拾いのレースになる可能性も
低くないので、堅実性を買っての選択なのかもしれませんね。


同じくIdaho[22−b]も勝ち切れないながらGIでの3着の多さからヒモ候補として
面白そうな1頭。昨年の2着馬Highland Reel[22−b]の全弟という血統背景からも
大駆けがあっても不思議じゃありません。

凱旋門賞に縁のある名牝2頭についても少し。Zarak[9−c]の母Zarkavaは無敗で
凱旋門賞を制した名馬でしたが、晩成傾向の強い父のイメージから本格化は来年以降かな、
という気がしています。2006年の凱旋門賞で最後にディープインパクトを差して2着に
入線したPride[8−d]を母に持つOnefoot in Heavenも母の域にはまだまだ。


一発あっても...と密かに注目しているのがゴドルフィンが送り込むCloth of Stars[4−m]。
Sea the Stars産駒ながらミスプロのクロスを主体とした米国的なスピード配合が魅力ですし、
シャンティイで結果を残しているのも大きな強み。前走は休み明けで勝負どころの反応こそ
鈍かったもののラストの伸びは悪くありませんでした。今年は同日に施行されたニエル賞や
ヴェルメイユ賞の勝ち馬が不在という珍しいケースだけにシャンティイでの経験が豊富で
勢いある馬が有利ではないかと見てるんですが...どうでしょうか?


馬券は競馬王チャンネルで挙げた3頭以外にIdaho・Cloth of Starsを絡めた馬券で
勝負する予定です。



...おっと、それ以上に注目しているのが土曜・阪神5Rの新馬戦。

POGでの指名馬にして一口出資しているレッドゼノビア[22−d]に期待しているのです...!
「競馬王のPOG本」でも書きましたが配合・馬体に惚れ込んでしまった一頭。中間の調整過程も
悪くありませんし、何とか結果を残してほしいんですが...。

ちなみに今年のPOGドラフトでの指名馬は以下の通り(今更ですが(-_-;))。

1位→  フィニフティ     [10−a]
2位→ サトノグロワール  [13−a]
3位→    ステルヴィオ     [11−c]
4位→ タニノフランケル  [3−l]
5位→  アーモンドアイ  [8−f]
6位→   アロハリリー    [2−f]
7位→ ノーブルカリナン  [19−c]
8位→リープフラウミルヒ[2−n]
9位→ レッドゼノビア [22−d]
10位→ リバティハイツ  [1−s]

ではまた。
posted by Rumbling Rose at 07:19| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月13日

POG前夜

今期のPOGが近づき心身ともに高ぶります。

指名馬は「競馬王のPOG本」で取り上げた馬たちが基本ですが、
今日は注目馬について少し触れてみたいと思います。

まずドラ1で行くのは当然、シルヴァースカヤの15。

正直、血統判断のみでPOG本には指名していただけに
各メディアで大きく取り上げられたのは良い意味で意外でした。

ただ、ファミナン的にはアロゲートやエイシンヒカリと同ナンバーと
いう事で本格化するのは3歳秋以降かな、と見ています。全兄のシルバー
ステートの復帰戦に騎乗した福永騎手が「まだまだ体が能力に追い付いてない」
という旨のコメントを残していたように潜在的なエンジンは相当なモノ。

まぁ、それを差し引いても無事なら余裕で重賞を勝てると思っているので
1位以外の指名はあり得ないかな、と。

続いてはサロミナの15に注目。

全姉のサロミアはエルフィンSを勝ちながら桜花賞は無念の出走取消。ただ、
近親にソウルスターリングやブエナビスタのいる優秀な母系ですし、順調ならば
牝馬戦線の先頭に立っても不思議ない1頭と見込んでのもの。

管理する池添師から「前向きな気性でマイルに向きそう」というコメントも
頼もしく、本質的にはスタミナでグイグイ押すタイプだけに評価は高めで。

続いても牝馬、ココシュニックの15。

全兄のステファノスが大阪杯で存在感を見せましたが、同じナンバリングの
カラクレナイやモズカッチャンが重賞勝ち→GI好走しているように旬の
牝系は押さえておきたいところです。

牡馬の2位候補はシャムロッカーの15。

グリーンチャンネルで池江泰・元調教師が「骨片の除去で少しラクをさせた」と
明かしてくれましたが、その後は順調というならば問題ナシと判断。もともと
同ナンバリングのキズナ・グァンチャーレ・ヘニーハウンドも3歳になって頭角を
現したクチですし、ダービー候補として期待を込めての指名。あえて4番手に
したのは各POG本で写真ナシ→他の参加者が上位指名はしないだろうとの判断から。

続いては既走馬であるラルケットの15を取り上げます。

この馬は例の法則に当てはまるタイプで(シルヴァースカヤの15もですが)今年の
2歳がベストと判断。仕上がりが早く既にデビューしてしまい能力の高さが
バレてしまったのは誤算ですが、既走馬OKのルールならば獲りに行くべき
逸材と見ています。

そしてもう1頭、法則に当てはまるのがVodkaの15。

今まで期待に応えてるとは言い難いウオッカ産駒ですが、今年は違うはず...と
思っていたところに各POG本で絶賛。配合のバランスは抜群ですし、母譲り
の気性が出ればクラシックよりも朝日杯に向きそうかな、と。問題は相変わらず
の馬体のデカさだけですね。

続いてはフサイチパンドラの15。

この馬も法則に当てはまるクチですが、関東所属で評判の良い8号族は獲って
損はナシ。去年はマイネルバールマンが当てはまり重賞勝ちこそなかったものの、
オープン特別を2勝2着2回となかなかのポイントゲッターぶりを発揮しましたし、
その戦略は今年も通じると見ています(8号族はエクイターフと相性が良いので
多用する関東のトラックは必然的に向くのでは、と推測しています)。


あとはデビュー戦惜敗のピノブランの15や良くなるは3歳以降っぽいハワイアン
ウインドの15、秋デビューになりそうなノーブルジュエリーの15・ライフフォー
セールの15、そして一口投資のビジュアルショックの15が面白いかな、と見ています。

さぁ、どうなるか。
posted by Rumbling Rose at 21:34| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする